apt の小技

なんとなく sl でも入れるかーと思い、ソースを落としてきてコンパイルをかけようとする。すると、こんなエラーが。

$ make
...
error : curses.h が見つかりません

どうやら、ヘッダーファイルが見つからないらしい。が、curses.h がどのパッケージに含まれているかなんぞ瞬時に分かるわけない。こんなときは、こうするのが良いらしい。

# apt-cache search curses

これで、検索に引っかかったパッケージの一覧を表示してくれる。

aumix - ncurses ベースのオーディオミキサ
aumix-X11 - X11 ベースのオーディオミキサ
ncurses - CRT スクリーンの操作と最適化を行うパッケージ
ncurses-devel - ncurses を用いるアプリケーション開発用のファイル
aptitude - apt の CUI フロントエンド
trafshow - Ncurses ベースのトラフィック・モニタ
ncurses4 - CRT スクリーンの操作と最適化を行うパッケージ
libruby - Libraries necessary to run Ruby.
openoffice.org - OpenOffice.org オフィススイート
python - An interpreted, interactive, object-oriented programming language.

見事に出てきました。
それっぽいパッケージをインストール。

# apt-get install ncurses-devel
# make
...
error : termcap.h が見つかりません

……という訳で、同じことをやって、再度 make する。

# apt-get install libtermcap-devel
# make
# cp -p sl /usr/local/bin/

これで、何時でも sl が走るようになりました。