yum や rpm でインストールした Jenkins の利用ポートを変更する
CentOS 上で Jenkins 環境を構築する際、yum や rpm で Jenkins をインストールすると、起動スクリプトもあわせてインストールされるため
# service jenkins start
# /etc/init.d/jenkins start
などのコマンドで起動できるようになり便利です。
では、これらのコマンドで起動する際の Jenkins の利用ポートを変更するにはどうしたらよいでしょうか。起動スクリプトを読むと、環境変数 $JENKINS_PORT を設定すればよいことが分かりますが、たとえば
# export JENKINS_PORT=10080 # service jenkins start
としてもうまくいきません。
実は、起動スクリプトの L54 で読み込んでいる /etc/sysconfig/jenkins に JENKINS_PORT が定義されており、そちらの値で環境変数が上書きされるためです。ということで、yum や rpm でインストールした Jenkins の利用ポート番号を変更したい場合は /etc/sysconfig/jenkins の内容を変更すればOKです。