[読書]金持ち父さん貧乏父さん
フィクション・ストーリーを通して、投資の重要性について説く一冊。
- 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2000/11/09
- メディア: 単行本
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- 『ラットレース』から抜け出せ
- 多くの人は、恐怖と欲望という感情に支配されている
- 脳を鍛えるんだ
- 金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない
- お金について知らなければ、お金は出て行くばかりだ
- 金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
- 負債は私のポケットからお金を取っていく
- 資産は私のポケットにお金を入れてくれる
- 「どうやってお金を稼ぐか」じゃない、「どうやってお金を使うか」だ
- 持ち家は「負債」だ
- 本当の資産を持て
- 収入が減って、資産を手放すとき、たいていの場合それは個人の貸借対照表に書かれている金額のほんの何分の一かの価格でしか売れない
- 自分のビジネスを持つことを考えよ
- お金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせる
- 会計力、投資力、市場の理解力、法律力
- 会社は、稼ぐ→お金を使う→税金を払う/ 労働者は、稼ぐ→税金を払う→お金を使う
- 頭を使え、見る目(=チャンスを捉える力)を持て
- 最大の財産は「知識」、最大のリスクは「無知」
後半の不動産転がしの話は、額面どおりに受け取ると「どうかなぁ……」と思ってしまうが、ここで重要なのはそのモデルではなく、バックグラウンドにあるポリシーであって、
- 常に広い視野を持つこと
- ビジネスの可能性、ビジネスチャンスを見抜くこと
- いけると思ったら、判断に躊躇せず迅速に行動に移すこと
- 成熟した市場からは(勝ちにくくなるので)離れよ
といったことが重要だと暗に述べているのではなかろうか。
いずれにせよ、良い本を手にすることができた。頭をガツンとやられた感覚。